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探偵ガリレオ

東野 圭吾
文春文庫

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映画、フジテレビ系列ドラマ「ガリレオ」の原作本です。


帝都大学理工学部物理学科助教授(今だと准教授扱い)湯川学・通称ガリレオが、 友人の警視庁捜査一課草薙の持ってきた 一見超常現象の様に思える不可解な事件を科学的に解明していくミステリーです。

私は原作よりもドラマが先でしたが、読んでみると原作の内容を忠実に表したドラマだったナァと感じます。 ドラマとの大きな違いは、湯川のワトソン的存在である草薙がドラマではワキ役となり、 女性警察官・内海がその代役となっているところです。

湯川の理論の冴えは原作でももちろん遺憾なく発揮されていて、科学的な考え方の苦手な私などは感心しっぱなしです。 話も一編一編がキチンと完結した短編集なので、どっから読んでも楽しめますよ。

ちなみに湯川学と草薙のシリーズは2008年5月現在3冊あり、 この「探偵ガリレオ」と「予知夢」「容疑者Xの献身」が出ています。


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