さんりんしゃにのって
とよた かずひこ
アリス館
小さな女の子(3才くらいかな?)のうららちゃんが、三輪車で遊んでいます。 円形の小さい公園でバスごっこをしているんです。 運転手はもちろんうららちゃん。 お客さんは公園にいる動物たちです。
初めは普通に乗って「次はぴよぴよの木前です。乗りませんか?」 ニワトリの親子はビックリして乗りません。 「次はネコすべり台です。乗りませんか?」 すべり台の上のネコも乗りません。 ぐるっと一周した後、大きな大きな四角を書いて三輪車をひっくり返しタイヤをハンドルにすると、バスになりました。 「返りのバス発車しまーす」元きたバス停を逆になぞっていくと、次々と動物達が乗ってきます! 終点は駅です。みんなが降りてうららちゃんは車庫へと帰って行きました。
三女のお気に入りのこの本は、素朴なイラストで、どこにでもいる小さな女の子・うららちゃんが、なんとも言えずにかわいいんです。 三輪車のタイヤをハンドル代わりにするところ、そう言えば私もやった記憶があるんです。なつかしさもあります。
うららちゃんののりものシリーズは全部で3冊出ていて、どれもうららちゃんと動物達が出てくるほのぼの楽しい本ですよ。
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